Digital Marketing, Graphic & Web Design

インスタグラム ストーリー用ヴィジュアルデザイン

Concept 各季節ごとにInstagramのストーリーズに投稿するためのビジュアルデザインを行いました。同じ画像を繰り返し投稿してユーザーの飽きを引き起こさないよう、複数のバージョンを制作しました。 また、2023年下旬に導入された「Generative Fill(フォトショップ画像生成AI)」を実験的に活用し、メインヴィジュアルを制作し、それにテキストをデザインしました。 現代のコンテンツ消費が迅速である中、さまざまなビジュアル制作を効率的に進めるために、AIを活用した模索も行っています。  

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デジタル旅行ガイド「あなたの一押し!英国スポット教えて下さい!」

Twitterユーザーの「イギリス旅行の思い出」を集めて一つのデジタルパンフレットを作る参加型キャンペーン「あなたの一押し!英国スポット教えて下さい!」を立案・実施・デザイン制作・オフライン活用・レポート作成など一貫して担当しました。 Concept: このキャンペーンの狙いは4つあります。 HISロンドン支店のアカウントへ親近感を持ってもらうこと。 誰でも簡単に参加でき、またデジタルパンフレットが発表された後に多くのリツイートが見込まれること。 これまで旅行会社を利用したことがない層へのリーチを図ること。 ユーザーのリアルな声をマーケティングに活かし、商品開発につなげること。 募集には92以上のリプライが集まり、HIS社員の意見もまとめて100ページを超えるパンフレットとして完成しました。このパンフレットはPDF形式で配布され、HIS関西ウェブサイトで一定期間限定で公開されました。 各ページにはいただいたリプライだけではなく、観光に役立つ情報や豆知識も追加しました。一般的なガイドブックでは載っていないような「誰かのおすすめと思い出」というテーマから展開し、読者が新たな発見や興味を持てるような内容を心掛けました。 Samples パンフレットは見やすさと分かりやすさにも配慮し、当時のツイッターアイコンのメインカラーをベースにしていました。デザインはユニセックスな雰囲気を持つように工夫し、ジェンダーや年齢を問わず多くの人々にアピールすることができました。 Project Results このキャンペーンにより、フォロワー数やインプレッション率の増加だけでなく、これまでリーチが難しかったターゲット層にもアカウントの認知度を高めることができました。多くのリツイートやいいねをいただき、また商品開発部門にとっても、ユーザーのニーズや将来の商品開発に対するアプローチ方法を考えるきっかけとなりました。収集したデータは有効に活用されました。 完成したPDFデータはファイリングされ、HISロンドン支店のお客様カウンターに設置されました。これにより、お客様が対応を待っている間に楽しんでいただけるコンテンツとしてオフラインでも活用されました。 想定外のページ数となりファイルが非常に重く、開くまでに時間がかかっていましたがHIS関西からのサポートでデジタルパンフレット化され、ストレスなくご覧いただけるようになりました。 またこのキャンペーンを通しHIS関西担当者と繋がったことで、その後別のSNSキャンペーンを実施することにつながりました。   公開中はSNS上で何度もアナウンスを行い、アイキャッチ画像を定期的に変更することでユーザーに既視感を与えないようにしました。 このキャンペーンは予想以上の反響を呼び、Twitter上では書籍化を希望する声や第二弾の実施を望む声が多く寄せられました。 英国政府観光庁とHIS本社は、キャンペーンの結果を踏まえて、ロンドン支店との連携を提案し、第二弾の企画を立案していましたが、残念ながらコロナ禍の影響で計画は一時的に頓挫しました。しかし、社内・社外を問わずプロジェクトコンセプトは大きな評価を受けました。  

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旅行会社HISロンドン支店 インスタグラム開設と運用

CONCEPT ロンドンに拠点を置く日系旅行会社H.I.S. Europe ltdのインスタグラムアカウント開設、キャンペーン企画を含む運用を担当しました。アカウントの目的は、イギリスへの旅行を検討するユーザーに対して、イギリスの魅力をより深く伝えることでした。 Twitter、Facebook、ブログなど他のSNSやオウンドメディアと連携させSNS運用の強化 定期的にイギリスの季節の移り変わりや日常の風景を切り取った写真を投稿し、ユーザーからのコメントに返信することで積極的なコミュニケーションを図りました。さらに、インスタアカウント自体が旅行パンフレットのような役割を果たすために、写真の撮影、選定、編集、コメント制作など、全てのプロセスを一貫して担当しました。 インスタライブを活用し定期的に現地からライブ配信を行い、潜在顧客へのアプローチの場を作る ライブ配信では、イギリスの街並みや観光スポット、食事などを紹介しました。これらのライブ配信により、アカウントのフォロワー数を増やすとともに、イギリスの魅力をより深く伝えることに成功しました。 ストーリーズでも企画を作り、ハイライトにまとめを読み返せるようにする。 イギリスの観光スポットやイベントの紹介だけでなく、イギリスの文化や習慣について解説したコンテンツもハイライトにまとめました。また、不定期に土曜日限定の企画「土曜日の質問箱」を実施し、ユーザーから寄せられたイギリスに関する質問に回答しました。これらの取り組みをハイライトにまとめることで、より充実したコンテンツを提供しました。 PROJECT RESULTS フォロワー数が0から4000人まで増加し、さらにインスタライブや投稿の後には約10件程度の新規予約が入るようになりました。また、他のSNSでは到達できなかった潜在顧客層にもリーチすることができ、他のSNSとの連携によって全てのSNSのフォロワー数を増やすことにも成功しました。 さらに、他のヨーロッパの国々にある支店がインスタアカウントを開設する際には、ロンドン支店のアカウントを活用して宣伝やインスタライブを行い、相乗効果を生むキャンペーンを実施しました。これにより、他の支店のアカウントでもフォロワー数が増加しました。 無言のインスタライブでロンドンの街を映し出す試みは、限られたリソースと予算なしで非常に好評を博しました。このライブ配信は予告なく行われ、視聴できた人だけでなく見逃してしまった人たちもSNSでその情報を共有しました。その結果、毎回平均100人以上の視聴者が集まりました。通勤時間や勤務時間の30分程度を利用したこのライブ配信により、アカウントの認知度が向上し、新規予約へのつながりも生まれました。

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笹木かおりと行く! アーセナル観戦ツアー「笹旅」

Concept & Process 「笹木かおりと行く!アーセナル観戦ツアー」通称「笹旅」は、HIS史上初めてツイッター上でのユーザーコミュニケーションから生まれた旅行商品です。このプロジェクトでは、ツアー企・販売促進/集客・催行中のSNS発信・コンテンツ制作・リサーチ・インフルエンサーマーケティングを含むデジタルマーケティングなどクリエイティブ全般を担当しました。 このプロジェクトを通して4つのことを達成しました。 旅行会社の存在意義を再提示し、ユーザーに寄り添った取り組みを行いました。ユーザーのニーズに合わせた旅行商品を提供することで、他社では実現できない付加価値を提供しました。 SNSコミュニケーションを通じて、サポーターと共に旅行商品を共同で作り上げました。ユーザーからの意見や要望を積極的に取り入れ、彼らと協力して魅力的なツアーを創り出しました。 SNSでの更新に力を入れツアーハッシュタグがトレンド入りし、注目を集めました。ユーザーはハッシュタグを使ってツアーに関する情報をシェアし、広範なユーザー層にアピールすることができました。 ツアーだけでなく、オフラインイベントや他の協力企業との連携によるYouTube動画展開も行いました。オフラインイベントでは、参加者と直接対話し、より深い関係を築く機会を提供しました。これにより、さまざまなメディアを通じてツアーを広く紹介しました。 女優でありアーセナルサポーターとしても知られる「笹木かおりさんと」と現地ツアーに参加する提案がツイッターを通じて届いたのは12月3日でした。 この提案と共に、ツイッター上でのアーセナルサポーターの声をまとめ、実現できれば大きな宣伝効果があることを担当部署にプレゼンしました。社内でGOサインが出た後は、笹木かおりさんサイドとの協議を重ねながらツアーの内容を決定し、翌年1月19日に販売を開始しました。 通常、ツアーの企画・造成にはさまざまな要素が絡み合い、約3ヶ月程かかるのが一般的です。しかし、サッカーシーズンに関連する要素が存在したため、1ヶ月半という短期間でツアーの企画・立案・販売を行うことにしました。この期間内に、イベント会場のリサーチや下見、配布資料制作のためのフィールドワークなどを実施し、それらをデザインに反映させました。 ツイッター上の提案からツアーを作り上げるという試みは、これまでの経験とは異なる新しい挑戦でした。データの不足や懸念事項もありましたが、現代のオンラインの台頭によって旅行会社の存在意義が問われる中で「自分でもできるチケット予約、でもHISにお願いしたくなるような企業でありたい」「旅行会社にしか実現できないツアーを提供する」という信念を持っていました。 ツイッター上の提案には多くの意見やアイデアが寄せられ、それらを総合的に考慮しながらツアーの内容を決定していきました。HISとしてのプロフェッショナリズムと創造力を活かし、参加者が自身ではできないような特別な体験を提供することを目指しました。 販売が開始されると、アーセナルサポーターだけでなく、他のクラブのサポーターの間でも大きな話題となりました。ツアーに関する相談のツイートが他のクラブのファンからも寄せられ「うちのクラブでも同様のツアーを企画できないか」という声が多くありました。 さらに、アメーバブログや株式会社Gunosy(グノシー)のニュースなどウェブメディアでも取り上げられ、業界を越えた様々な著名人からもツイートをいただくことがありました。このような広範な関心と注目は、このツアーが多くの人々にとって興味深いものであることを示していました。 2019年に第1回目のツアーが開催され、その後2023年現在までに第3回目までのツアーが成功裡に開催されました。初回のツアーでは十数名の参加者でしたが、回数を重ねるごとに参加者数は倍以上に増え、現在でもHISのシリーズツアーとして非常に人気があります。 このツアーの人気が継続している一つの要因は、参加者のSNSを通じた広がりです。参加者が自身の素晴らしい体験を友人や知人に共有し、彼らも参加したいという意欲を高める効果がありました。 参加者に送る書類や封筒は単なる手続きの一部ではなく、旅行の一環として楽しめる要素を盛り込むことで、参加者のワクワク感を高め、ツアーへの期待をさらに高めることができました。これらの工夫によって、参加者はツアーを待ち望み、旅行前後の書類や封筒を思い出の一部として大切に保管することができます。 デザインについては、ツアーの進行や参加者の反応に合わせて柔軟に対応しました。印刷をギリギリまで延ばし、ツアー中の出来事や参加者の声を取り入れた即興性のあるデザインを展開しました。さらに、これらのデザインをSNS上で発信し、オフラインとオンラインを融合させながらコンテンツ制作を進めました。これにより、参加者だけでなく広い範囲の人々にもツアーの魅力を伝えることができました。 参加者にプレゼントされるサイン色紙を始め配布物にはHISのコーポレートカラーである青を一切使わず、アーセナルのクラブカラーである赤を基調にデザインしました。コーポレートカラーを変更することは原則避けるべきですが、青色を使用すると他クラブを連想させる可能性が高く「アーセナルサポーターが喜ぶのはどちらだろうか」というお客様の視点に立った結果、デザインも柔軟に対応することを決めました。 この決断には少し不安もありましたが、SNSでも話題となり「お客様に寄り添い、細部にまで気を配っている」というポジティブなフィードバックをいただきました。 ツアーには、笹木かおりさんはもちろん、参加者の皆様、そしてツアー企画段階から見守っていただいたユーザーの皆様がハッシュタグを使ってツアーを盛り上げてくださいました。 このツアーのキーポイントは、主催者側、参加者、参加できなかったユーザーが一体となって成功を作り上げたことです。これまでのHISの歴史にはなかったものであり、オンラインとユーザーとのコミュニケーションを融合させ、全く新しい旅行会社の在り方を示す機会となりました。 一方通行的に企業が提供するのではなく、企業とお客様(ユーザー)がコミュニケーションを取り、リアルタイムで変化していくツアーを作り上げたことは大きな功績といえます。それを実現させたツイッターというプラットフォームの管理をしていたので、この経験は今でも大きな糧となっています。 […]

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ロンドンからメリークリスマス(ショートムービー)

Concept コロナ禍の間、イギリス旅行が制約されていましたが、イギリスの魅力を広く伝えることを目指しショート動画の制作に取り組みました。 イギリスのクリスマスの雰囲気や文化を視覚的に伝えるために、鮮やかな映像と音楽を駆使しました。ロンドンの各地のイルミネーションを撮影し、きらびやかに編集することでクリスマスの特別な雰囲気を伝えることを意図しました。これにより、ユーザーは渡英できない時でもクリスマスの雰囲気を感じることができます。 イギリス旅行への興味や憧れが生まれ、コロナ禍が終息し旅行が再び実現できる日を待ち望む人々に希望と喜びをもたらすことができたと考えています。   Project Results 制作した動画はツイッター・インスタグラム・Facebookに投稿され、多くのユーザーにイギリスの美しいクリスマスの様子を届けることができました。 On Instagram   View this post on Instagram   A post shared by エイチアイエス ロンドン (@his_london)

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インスタグラムリール用ショート動画 Cubé Mayfair

CONCEPT Cubéは、ロンドンのメイフェア地区に位置するレストランで、伝統的な日本料理の要素と現代的なアプローチを融合させた創造的な料理を提供しています。季節の食材を活かしたオリジナルのメニューを誇りとしており、常に新鮮さとクオリティにこだわっています。 このリールは、特に伊勢海老を使用した料理が提供されるシーズンに向けて制作されました。映像を通じて、伊勢海老の鮮度や質感を伝えるだけでなく、コーンウォールの海や波、カモメの鳴き声などの要素を取り入れることで、伊勢海老の産地の雰囲気を感じていただけるような演出をしました。

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インスタグラムリール動画 Minamoto Kitchoan x Pantechnicon London

CONCEPT 源吉兆庵は、和菓子の美しさと繊細な味わいが評価され、日本国内外で広く愛されています。伝統と品質にこだわった会社として知られています。 一方、Pantechniconは、ロンドンに位置する複合施設です。この施設は、さまざまな国々の文化、デザイン、食品、ファッションなどを紹介し、訪れる人々に幅広い体験を提供しています。 そんなPantechniconで開催された源吉兆庵のポップアップショップを宣伝するための動画を制作しました。静止画を使用して、ゆったりとした動きを加え、上品に仕上げました。

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LINE公式アカウント開設と管理

CONCEPT 旅行会社HISロンドン支店のLINE公式アカウント開設と管理を担当しました。 このアカウントの目的は以下の通りです。 ユーザーがキーワードを入力すると、自動返信でイギリス情報を提供することにより、一種のガイドブックのような役割を果たす。 緊急連絡以外のお問い合わせをLINE上で受け付けることにより、インバウンド部署の業務負担を軽減する。 LINEは多くの日本人がスマートフォンにインストールしているため、新しいアプリのダウンロードが不要で利用できる。 海外で電話をすることはハードルが高い場合もあり、また電話できない場合もあるが、LINEならWi-Fiがあれば音声通話で連絡ができる。

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SNSキャンペーン キーヴィジュアルアイデア

Concept 以前、X(旧Twitter)で行ったSNSキャンペーン「デジタル旅行ガイド あなたの一押し!英国スポット教えて下さい!」の第2弾のキービジュアル(表紙)のアイデアです。前回と同じく、モノクロームに2色の差し色(今回はオレンジと緑を想定)を組み合わせる予定でした。 残念ながら、コロナ禍の影響で企画自体が流れてしまいましたが、第一弾が好評だったため、いずれまたSNSでユーザー参加型の企画を実施したいと考えています。   第一弾と同じくイギリスの好きなスポットを応募するほか「マニアックバージョン」も制作しようと以下の少しダークな雰囲気のキービジュアルも制作予定でした。